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地域福祉教育の推進
 いってみよう会 (住民福祉講座)
地域福祉活動計画の推進状況 その86 掲載日:平成21年8月15日
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防災第4弾を開催
  避難所運営ゲーム(HUG)で 遊ぶ

去る7月16日、辻学習交流館で防災第四弾「いってみよう会」が開催され、「ゲームで学ぶ避難生活」をテーマとしてHUG(避難所のシュミレーション訓練)を楽しみあいました。

清水災害ボランティアネットワーク大石学代表から挨拶に加え簡単な説明を受けた後、早速ゲームに入りました。
今回のHUG(ハグ)は、小さなカードに書き込まれた、避難所に入る人や運ばれてくる資器材などを、どのように配置するかを検討するゲームですが 忙しく読み上げられたカードを、校舎・校庭を示す図上に都合よく整理していくのはかなり難しく参加者の表情には、遊びとはいえ真剣さが漲っていました。
カードの内容は多種多様
はじめて見るHUGカードでしたが、記載された内容に、皆さん驚かれた様子でした。
いろいろな障がいのある人、難病の人、寝たきりや認知性で介護を要する人、怪我をされた人、家が倒れ住めなくなった人、乳児を抱えた人、旅行中で困っている人など避難理由も様々。あるいは性別や年齢、住所などもさることながら人数的には一人から十数人と、それぞれの人の態様も様々。その上ペット連れの人もあり、いかに想定上の仮説とはいえ、カードには避難者ごとに全て異なる状態が示されていました。
また、同時に持ち込まれるテントなどの避難具、食料や食材など、カードを読み進むほど、実際の現場での対応の煩さを感じさせるとともに
、準備の必要を強く感じあいました。
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体験から生まれる防災組織の必要感
避難所の部屋割りなどで次のことが話題になりました。








校庭と校舎内の優先順位を考える。
自治会(隣組)など近所の人を単位とする。
例えば旅行中など同じ課題を持つ人を単位とする。
障がいがある人の場合は次のことに留意する。
  近所の人と一緒で支障はないか。
  移動の関係で階下にすべきか。
  介助の必要は。
病気など医療を必要な人に留意する。
物品は、使う順序とスペースを考える。
慌てないための組織づくりの必要が話されました。
今回話題になったものの一部を左記に掲載しましたが、部屋割りで必要となる用件は限りなくあるはず。
なお、スムースな避難所運営のためには、全体を視野に事前の準備が大切と、HUGゲームを通して、皆が感じあいました。
示された必要となる要
素と、考えられる組織

平成17年の計画策定時に積み残した減災の活動を、みんなで話し合い、自主防災活動の一部としての辻地区社会福祉協議会の役割を考えたいと思います。
 引き続き「いってみよう会」開催を予定していますので、ご期待いただくとともに、忌憚のないご意見をお聞かせください。


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