みんなのふれあいで 生き活きしたまち辻

地域福祉教育の推進
 小地域福祉教育推進協議会 
地域福祉活動計画の推進状況 その90 掲載日:平成22年8月25日
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小学生が夏休みに入った8月8日、辻地区自由が丘自治会・満井菊枝先生(表千家・不審庵、地方講師)のご指導をいただき、念願の茶道体験教室が開催されました。
先立って、辻地区社会福祉協議会の平岡久明企画委員長、中山義一会長から挨拶がありました。
この試みは、誰もが気軽にい集いふれあえる「多目的サロン」につなげるきっかけとするもの。今回は小学生とその保護者を対象とした茶道教室でしたが、今後どのように進展させるか、みんなで考え合っていきましょう。

「寄り付き」でのこと
はじめに「寄り付き」(控えの間)で、先生は「茶道は礼に始まり礼に終わるもの、でも今日は、気楽に楽しく過ごしましょう」と、和やかな雰囲気づくりに気を配られながら、参加したみんなに、ご自身で作られた「しおり」(右上写真)と、懐紙入れを渡されました。
補助指導くださる方は、教室のお二人。今回の参加者は24人。三組に分かれてお茶をいただくことになりましたが、興味深げな子どもたちの表情が印象的でした。

茶席」でのこと
マナー体験
茶席では、おじぎの仕方、歩き方、座り方などいろいろ教えていただきました。
特に生け花や掛け軸のことは初めて聞くもの。子どもたちにもよい一つの体験になりました。
おいしいお菓子
先生自作の今回のお菓子(練りきり)は季節を感じさせる「朝顔」をかたどったもの。
餡は無論、砂糖も三温糖が使われるなど素材も吟味され、みやびな味わいを作り上げていました。
お菓子のいただき方
隣の子に「お先に」と声かけし、菓子器(食籠・じきろう)からお菓子をいただき、みんなに渡るまで待つ表情に、奥ゆかしさを感じ取る様子がうかがえました。

お茶のいただき方
ここでもおじぎの仕方を学びました。
また茶碗の扱い方として、右手で茶碗を取り上げ、両手で一度おしいただいて、右手で茶碗を手前へ二回回し、両手で受けてお茶を飲み干す。なお、飲み口のぬぐい方や、茶碗の返し方として二回向こうへ回し、飲み口を右横に戻し、ひざ前において茶碗を拝見するなど、細かな作法を教えていただきました。
茶道具
今回の「風炉」(釜)は人間国宝の作品。菓子器や茶碗なども由緒ある名品ぞろい。
説明を受け、焼き物の知識は乏しくても、何か豊かな気持ちになりました。
茶席の様子
正座してお菓子やお茶ををいただく子どもたちには、「お手前」に見入る余裕はなかったようでした。

参加者の一言
* 最初は硬くなったけど、慣れてきたら気が楽になりました。知らなかったことを教えてもらい、よかったです。 [子ども]
* お菓子がおいしかった。お茶はもっと苦いものと思っていましたが、案外に飲みやすかった。 [子ども]
* 「茶道を通じて作法を学ぶ」今回の企画は、子どもたちも喜んでいる様子でした。次につなげてください。 [おとな]

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