みんなのふれあいで 生き活きしたまち辻
地域福祉教育の推進
 気軽に懇談しよう会 (住民福祉懇談会)
地域福祉活動計画の推進状況 その108 掲載日:平成24年2月29日
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山本伸晴・前常葉短大学長をお迎えし
『絆』をテーマに和やかに懇談

 去る2月22日、辻六区公民館で「気軽に懇談しよう会」(住民福祉懇談会)が開催されました。
今年も山本伸晴先生(現在は地域福祉研究所を営まれている)をお迎えし、時の話題『絆』をテーマとして、冷酒を飲みながら、ボランティアグループ「栃の会」の手作りの料理を味わいながらの懇談会になりました。
山本伸晴先生の講話
 先生は「今年の漢字」が始まった阪神淡路大震災のあった平成7年の『震』から、17年間続くその年々の漢字とその背景となる出来事を挙げられました。その中でプラス的イメージの漢字は三つだけ。日本国民の全体的な考え方の基本が性善説のため、プラス的なものよりマイナス的なものに敏感になるのではと話してくださいました。でも、参会された皆さんは、思い出が時の流れと共に薄れゆく様が心に残ったようです。
, 続いて『絆』の意味、語源、由来等を示し、「人と人とがを離れがたくしている結びつき」を説かれました。  
   絆はどのくらい続くのか?
として、「震災発生当時は、全国的一体感があったが、少し時間が経ってくるとエゴが見え始める。特にガレキ処理の問題。市が受け入れを表明した事は、立派。しかし不安がぬぐえないのも事実。」と、「総論賛成、各論反対」の様相について話されるとともに、不安のバックにある情報のことにも触れられ、静岡が東海地震に見舞われた時のことを思い、「さて皆さんは?」と提起されました。

気軽に懇談
 『絆』をテーマとした懇談会でしたが、参会者から「気軽に」色々な質問や意見が出されました。
 「国からの情報の質や速度」のこと。「介護従事を希望する外国人と就職」のこと。「介護従事者への報酬」のこと。「在宅医療・在宅介護への移行」のこと。「定年と年金支給開始年齢」のこと。「担い手不足」のこと。など様々でしたが、みんなの思いが伝えられるとともに、山本伸晴先生から巧みな話術で、世間の実態が説明されました。
 途中で、一人住まいの高齢の方がロボットのペットを愛でるという話から、人と人との絆が薄れる中で「新たに人とロボットの絆が生まれるのでは」とジョークが飛びだすなど、気軽な懇談の場になっていました。


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1995年(平成7年)から始まった「その年の漢字」  (山本伸晴先生レジュメから)
その年 漢字 背景となる出来事
1995年 平成 7年 阪神・淡路大震災
1996年 平成 8年 O157
1997年 平成 9年 大型企業の倒産
1998年 平成10年 和歌山毒物カレー、環境ホルモン
1999年 平成11年 20世紀末
2000年 平成12年 2000円紙幣、マラソン高橋、柔道田村が金
2001年 平成13年 アメリカ同時多発テロ
2002年 平成14年 北朝鮮に拉致された日本人が帰国
2003年 平成15年 阪神が18年ぶり優勝
2004年 平成16年 新潟中越地震、新潟・福島・福井豪雨
2005年 平成17年 愛知で、愛・地球博開催、卓球の福原愛が活躍
2006年 平成18年 小中学生の自殺多発、医師不足による命の不安
2007年 平成19年 不二家、赤福、年金不正など
2008年 平成20年 オバマ大統領の変革、総理の交代、株価暴落
2009年 平成21年 記録的な猛暑、暑い地中から生還したコピアポ鉱山事故
2010年 平成22年 記録的な猛暑、暑い地中から生還したコピアポ鉱山事故
2011年 平成23年 東日本大震災、台風12号、ニュージーランド地震、タイ洪水