みんなのふれあいで 生き活きしたまち辻
地域福祉教育の推進
 いってみよう会 (住民福祉講座)
地域福祉活動計画の推進状況 その101 掲載日:平成23年9月7日
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障がいを学ぼう! 第1回
「精神障がい」「うつ病」

去る8月29日午後7時から辻生涯学習交流館で、「精神障がい・うつ病について」をテーマに、住民福祉講座「いってみよう会」が開催されました。
 狙いは、地域の皆さんが障がいについて理解を深めあうことで、偏見や差別のない、明るく温かな「誰もが住んでよかったといえるようなまち」づくりに役立てようとするもので、今年度の障がい講座第1弾として、静岡市保健所・精神保健福祉課・園田恵子主任保健師に講演をお願いしました。
挨拶する朝原清会長
をクリックすると説明資料が表示されます。
主な精神疾患  
 園田主任保健師は、講演の前段で「精神に関する大きな病気」として「うつ病」「統合失調症」「神経症性障害」「依存症」について、それぞれその内容を話してくださいました。
 殊に「うつ病」については、患者さんの数がかなり増えていることから、日常生活への支障、発病のきっかけなど病気の説明から、「うつ病になりやすい性格」「うつ病の症状」「治療」「周囲の人の対応」と、具体的な事例を含めて話されました。
 「統合失調症」「神経症性障害」「依存症」についても、病気の特徴や性格など、詳しく話してくださいました。
 受講された皆さんは、「発病への早期対応」はもとより「周囲の人の気配り」の必要を心に留められた様子でした。

精神保健福祉に関する相談機関
精神疾患気づいても、どこに相談してよいか意外とわからないもの。次の相談機関を示されました。
講演中の
園田恵子主任保健師
静岡市保健所精神保健福祉課・保健所清水支所
こころの健康センター
地域活動支援センター

精神科医療機関                     
 明るく利用しやすくなったことを付言され、次の医療機関を示されました。
精神科病院
精神科クリニック
専門病院

精神保健福祉に関した制度              
 精神障がいのある人の自立を支援する制度として、いろいろな制度があることを示されました。

ストレスを自分でコントロールしよう                   
 講演の締めくくりに、次のように話されました。
 ストレスは誰にも生まれるもの。ストレスを「なくす」「打ち勝つ」と考えるより、上手に付き合っていくことを考えましょう。
 でも、体調の異変は「ストレスがたまっているよ」という、疲れたこころからの警告。早い段階での異常に気づき、早めに対応し、適切な治療を受ければ、軽傷のうちに回復できると言われています。しかしサインに気付かなかったり無視していると、うつ病をはじめとする本格的なこころの病気を発症することになります。

青島守邦副会長
辻地区社協の活動と障がいについて
 講演に続いて、青島守邦副会長から「辻地区社協が障がいに取り組む意図と経緯について説明がありました。
8年前のこと、辻地区の地域福祉活動計画策定作業の中で、夢づくり100人委員会に参加された障がいのある人の家族から、「偏見に痛みを感じている」との課題提起がありました。遅ればせながら地区社協の活動として取り上げ、「障がいを正しく理解」するよう勉強を重ねてまいりました。 
幸い、「偏見もかなり改善できた」と思っています。今後も「誰もが生き活きした生活」ができるよう、学びあっていきましょう。

参会された皆さんからの感想          
 参会者の皆さんから好評をいただくとともに、今後の進め方にもご意見をいただくことができました。
 ご講演をいただいた園田恵子主任保健師に、改めてお礼を申し上げます。


講座の詳細が必要な場合はお申し出ください
園田主任保健師のお話は、皆さんに役立つはずです。内容が必要な場合は辻地区社協へお申し出ください。

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