辻地区社会福祉協議会
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ホットな話題 その11 掲載日:平成15年12月3日 バックナンバーは、お申し出いただければお届けします
住民福祉講座「障害を学ぼう・・・」 シリーズ
辻地区社会福祉協議会では、事業計画の一つとして、住民福祉講座「障害を学ぼう・・・」をシリーズで開催しています。これは地域福祉活動計画づくりの学習会も兼ねて、地域の皆さんに、障害者について「ほんとのこと」を知っていただき、偏見や差別のない明るく温かな「誰もが住んでよかったと言えるまち」づくりに役立てようとするものです。

第1弾は「命の尊厳と精神障害」
乾医院  乾 達先生
去る10月28日(火)午後7時から、辻江尻公民館3F集会室で、シリーズ第1弾を開催しました。
講師には、辻地区とは深い関係の「NPO法人精神障害者支援グループよもぎ会」理事長・乾先生(写真右)をお願いしましたが、先生は精神障害を題材に、「命の尊さ」、いわばあってはならない差別や偏見について説いてくださいました。内科医ではありながら、障害者が地域の中で普通に暮らせるよう努められる真剣な姿に、受講者一同、強く胸を打たれました。
策定中の「地域福祉活動計画」への反映はもとより、地区内の皆さんに洩れなく伝わるよう願っています。
前段で、神秘な命の誕生
講座は國持洋一地区社協会長のあいさつで始まりましたが、乾先生は終始スライドを使って、わかりやすく、ユーモアをも交えて話してくださいました。
前段では、極めて神秘な生命の誕生について学理的に話してくださいましたが、生まれた命がいかに大切かを、あらためて感じました。
歴史から見る生々しい差別の実態でも今は違う
先生が収集された歴史を刻む貴重なフィルムは、国の内外を問わず、精神障害に対する誤った政策があったことを如実に示しています。まさに悲惨そのもの。命をも抹消しようとするその実態を見たとき、誰もが身を削られる思いをしたことでしょう。
これからの社会は、障害のある人もない人も、同じようにごく普通に暮らせるようにならなければなりません。「障害の正しい理解」のため、地域で何をするかを考える、良い機会になりました。
生きる力と支え合う心があふれる共生のまち
会場に、矢倉神社向かいにあるワークステーション「どんぐり」の売店が開かれました。「楽遊工房」の美しい草木染や「ゆくり亭」のおいしい食品など店頭に並んだ自家製商品は様々。「シューマイ売り切れた?」との声に、生きる力と支え合う心を、肌で感じることができました。
今「どんぐり」の主力商品は来年のカレンダー。使われている障害者の皆さんが描いた絵が美しく温かい。お部屋に飾れば心に潤いを持てるはず。1冊1000円です。お問い合わせは辻地区社会福祉協議会まで!
NPO法人・精神障害者支援グループ「よもぎ会」しおりから
地域が精神障害者にとって住みやすい街になったとき
それは全ての市民にとって住みやすい街となる

「障害を学ぼう・・・」シリーズは続きます。 ぜひ皆さん、ご期待、ご参加ください。



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