辻地区社会福祉協議会
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ホットな話題 その14 掲載日:平成16年11月6日 バックナンバーは、お申し出いただければお届けします
住民福祉講座「障害を学ぼう・・・」 シリーズ
辻地区社会福祉協議会では、事業計画の一つとして、住民福祉講座「障害を学ぼう・・・」をシリーズで開催しています。これは地域福祉活動計画づくりの学習会も兼ねて、地域の皆さんに、障害者について「ほんとのこと」を知っていただき、偏見や差別のない明るく温かな「誰もが住んでよかったと言えるまち」づくりに役立てようとするものです。

第3弾 「知的障害についての正しい理解
    静岡手をつなぐ育成会会長 河内園子さん

去る平成15年12月17日(水)19時から、はーとぴあ清水3階の会議室で、「障害を学ぼう・・・」シリーズ第3弾を開催しました。
今回の講師は静岡手をつなぐ育成会会長・河内園子さん。ダウン症の娘さんを育てられた母親として、体験をもとに話される障害についてのひと言ひと言に、聴講者一同、心を洗われる思いがしました。
頂いた数々のヒントを、これからの「福祉のまちづくり」のため、十分に生かしてまいります。

聴講者の一言
「私は、障害ということばにこだわりを持っています。障害というと社会に傷害を与えるように聞こえますから」とのお気持ちを心に留め、ご指示のとおり「障害者」を「障害のある人」と呼ぶよう心掛けます。
歳を重ねれば、例えば耳や目の衰えから「誰でも障害を持つ生活を体験する」ことを、新しい気持ちで聞くことが出来ました
「私たちは身体の障害については体験できるが、知的と精神の障害は体験することがでない。知的障害のある人には、その行動を想像して、こちらから判断してやるしかない」が心に残りました。
「通学区の違いから、地域との交流がしにくい」と聞いたが、対応策はないものか。
幼稚園のころ、障害によってこの子は、世の中の役に立たないだろうと、自分の心の中が真っ暗になった。が、自分は役に立っているのだろうかとの思いに行き着いたとき、心は青空のように晴れた。」とのお話に強く心を打たれました。
ダウン症についていろいろ教えていただきました。特に次の点が忘れられません。
       ダウン症は染色体の異状によって発生し、殆どが心臓病を併合している。
      自分の命を自分で守る力がない。
      頭での計算は不得手でも、計算機を使うのは得意。又、携帯電話も使える。
      人の話を聞くことはできても、コミュニケーションが上手に取れない。
地域へ与えられた課題として、実態の把握、子供への声掛け、学校からの帰宅後の問題、災害発生時の避難場所の確保、等があることを知ることができました。
聴講された方で、感想をお持ちの方はメールでお知らせください。この欄に追記します。
河内園子さんからの伝言
手をつなぐ育成会共催
      エイブル映画会と講演
 平成16年1月17日 
    清水テルサ
     昼の部 13:00開場 14:00開演
     夜の部 17:30開場 18:00開演
  (公演協力金としてお一人1000円お願いします)
しずおかおもちゃ図書館開館20周年記念コンサート
      若竹ミュージカル静岡公演
   「屋根の上のヴァイオリン弾き」

 平成16年3月28日(日) 
    静岡市民文化会館大ホール
       13:00開場  14;00開演
  (公演協力金としてお一人1000円お願いします)

「障害を学ぼう・・・」シリーズは続きます
次回の第4弾は「清水重症心身障害児者を守る会」会長の西信子さんのお話を伺うこととしました。
実体験からのお話は、きっと皆さんの胸を打つものと思います。
皆さん誘い合わせてお出かけください。
            記
  1、テーマ 「障害を学ぼう・・・」第4弾《重症心身障害について》
  2、講師  「清水重症心身障害児者を守る会」会長の西信子さん
  3、日時 平成16年1月23日(金) 午後7時から
  4、会場 はーとぴあ清水 3F 大会議室



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