辻地区社会福祉協議会
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ホットな話題 その19 掲載日:平成16年4月30日 バックナンバーは、お申し出いただければお届けします

平成16年度辻地区社協総会開催
過年度の総括と新年度の方針を決定!
去る4月21日夜、辻江尻公民館で辻地区社会福祉協議会の平成16年度評議員会(総会)が開催されました。
國持洋一会長のあいさつに続き、ご来賓として臨席された静岡市社会福祉協議会の野村清水地区センター長の「辻地区社協は地域福祉の推進に大きく貢献しており、平素の活動に深く敬意を表します」とのごあいさつに、参会者一同喜びを感じあいました。
またこの席で、永年にわたり清掃奉仕活動を続けられた風間秀夫さん(辻6区)が、辻地区社協会長表彰の栄誉を受けられましたが、みんなで拍手を送りたいと思います。
議事は総会次第にそって進められましたが、平常事業に加え、辻地区が独自に取り組んでいる地域福祉活動計画策定の絡みからか、色々な行事を「参加しやすいか」「協力しやすくなっているか」見直す姿勢が強く打ち出されていました。
その他の項では地域福祉活動計画策定作業の進捗状況についての説明もあって、「この地区に住んでよかったと言えるまちづくり」を誓い合って閉会しました。

   総会を支える企画委員会・理事会

総会開催までに二つの会議を重ねました。
先ず企画委員会です。ここでは特に新年度に展開する事(行事)の素案検討で、15年度を振り返るとともに「何が必要か」忌憚のない意見を出し合いました。
今一つは理事会です。各種団体代表者で総会への提出資料を協議しましたが、議論が「集まりやすい夢づくり100人委員会」に集中したことが印象的でした。

企画委員会の風景

      総会日程
1、開会のことば
2、会長あいさつ
3、来賓あいさつ
4、善行表彰
5、議事
 (1)平成15年度事業報告
 (2)平成15年度歳入歳出決算報告
 (3)監査報告
 (4)平成16年度事業計画(案)審議
 (5)平成16年度歳入歳出予算(案)審議
 (6)その他
6、閉会のことば
今年も表紙裏面に使われました

「合言葉」辻地区の福祉は辻地区住民の手で

「目標」地域住民が支えあう福祉社会を目指して


平成16年度事業計画

 最近、ユニバーサルデザインということばをよく聞きます。静岡県では地域づくりのキーワードとして「皆が使いやすい」「皆が住みやすい」との意味で使われているようですが、私たちにとっても地域の福祉を考えるうえで大切なことばといえます。

 辻地区社協が進めてきた色々な行事を、参加された皆さんの多くは喜んでくださいました。でも改善の余地はあるはずです。「皆が参加しやすいか」「皆が協力しやすくなっているか」あらためて見直さなくてはなりません

 通常の事業活動と並行して取り組んでいる「地域福祉活動計画」策定もそのためのものです。一昨年、皆さんにご参加いただいたアンケート調査を出発点として作業もほぼ予定どおりに進み、本年度はいよいよ仕上げの年になりました。

 地域福祉の推進には、皆の参加が大きなポイントになります。10年先の辻をも想像しながら、今の施策を次項の視点で見つめ、新しいものを見つけ出すよう皆で考え合おうではありませんか。

支えあいのできる地域をつくろう

  言い続けられる少子・高齢化。断ち切れない障がいのある人などへの偏見。また、好転の期待はあっても長引く不況。こうした中で福祉的課題はますます増加し、なお複雑になっているものと思われます。
  課題の解決には、公的対策への期待だけではなく、地域での支え合いが必要です。
 それぞれの課題をどのように支え合うか考えるとともに、支えあう気運の盛り上げに取り組みます。

効果のある事業を実施しよう

  地区社協の事業には、福祉的課題解決のための「支えあい」と、地域の福祉力を高めるための「ふれあい」を目的とした事業とがあります。
 いずれも「目からウロコが・・」の気持ちで見直し、地域が求めている事業を取り込む必要があります。

  費用対効果も考え、柔軟な姿勢で取り組みます。

地区社協の体制を強化しよう

  組織を運営するためには担い手の確保が大きな課題となります。
  辻地区内の誰もが無理のない範囲で気軽に楽しく参加できるよう、環境づくりに取り組みます。

 このような考え方の中で、学校との連携も密にし、市社協や保健師さんなど専門職のご指導もいただきながら、「このまちに住んでよかった」と言える福祉のまちづくりのため、次の具体的活動を展開します。

1 組織基盤強化事業

(1) 住民福祉講座
福祉のまちづくりを推進するためには、知識の習得が必要であり、あらゆる場を活用し、役員をはじめ各種団体及び一般会員にも参加を呼びかけ、住民福祉講座等の研修会を実施します。

(2)ボランティア育成
ボランティアは、奉仕活動の基本をなすもので地域福祉を推進するため不可欠であります。年齢・階層を問わずボランティアの会員拡大をはかると共に、組織の発展に努めます。

(3) 介護者の支援活動
情報交換・知識の吸収をはかり、介護者に潤いを与えます。
介護者通信の充実をはかり、年6回以上発行します。

(4) 愛の募金箱
愛の募金は「福祉活動に直接参加する」そんな機会にしていただくため、自治会組織を通し、各家庭へ愛の募金箱を巡回します。

2 調査活動

(1)  住民福祉意識調査
地域内にはどんな福祉ニーズがあるのか、その把握に努めます。

3 広報啓発活動

(1)  広報活動
「辻地区社協だより・速報」と、「辻地区社会福祉協議会のホームページ」の両面から、活動状況・進行状況をリアルタイムにお知らせすると共に、各種団体の会議等において事業への参加を呼びかけていきます。

(2)  地域福祉懇談会
各種団体や一般会員にも参加を呼びかけ懇談会を開催します。

(3)  福祉サービスの紹介
介護保険の制度や福祉サービスの内容を周知していきます。

(4)  地区まつりの福祉コーナー
辻地区コミュニティまつりに「福祉コーナー」を開設します。

4 ふれあい交流事業

(1)  ふれあい高齢者昼食懇談会
一人ぐらし高齢者と地域住民とのふれあいを求め、歌い・くつろぎのひとときを楽しい想い出になるよう、年間3回実施します。

(2)  障がいのある人の集い
障がいのある人の自立の支援をはかります。

(3)S型デイサービスの実施
    地区内4箇所のサービス拠点のふれあい福祉活動を継続・推進します。ふれあいの中で自主性       を高め、相互の対話と遊びリティションを交えて楽しい会を開催します。なお、各ブロック間の合同会議を開催し資質の向上をはかります。

(4)ふれあいリクリエーション
       ウオーキング等を企画し、皆さんに参加を呼びかけます。

(5)どんどん焼き
      地域の文化を伝承するため実施します。

(6)子育てトーク支援
      日常の諸問題の相談、母親のストレス解消の場及び相互学習の機会とします。地域の高齢者    や子育て経験のある方等による支援を行ないます。

5 在宅福祉活動

(1)友愛訪問
      当面、一人ぐらし・寝たきり高齢者を対象として訪問活動を行ないます。

(2)小地域福祉ネットワーク活動
      身近の地域を基盤として、要支援者を囲むネットワークをつくり助け合いの心を養います。

(3)車椅子の貸し出し
      車椅子の貸し出しは常時行ないます。

6 地域福祉活動計画の策定

 (1)地域福祉活動計画の完成
     三カ年計画の最終年度にあたる本年度は、計画を完成し計画書を発行します。

7 その他の事業

(1)  善行表彰
善行のあった児童及び一般社会人を表彰します。

(2) その他
その他必要と思われる事業が生じた場合は、その都度追加実施します。

[会  議]

      1 役員会は、必要に応じて開催します。
    2 理事会は、年3回以上開催します。
    3 企画委員会は、年6回以上開催します。
    4 その他必要に応じて実行委員会を開催します。


「平成16年度事業計画」以外の資料は省略いたします。資料及び会議の詳細は、連絡いただければお届けいたします。

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