辻地区社会福祉協議会
みんなのふれあいで
生き活きとしたまち辻
 いってみよう会 (住民福祉講座) 
地域福祉活動計画の推進状況 その15 掲載日:平成18年9月1日

辻地区小地域福祉教育推進事業が始動
手始めに いってみよう会 取組みの趣旨説明


辻地区社会福祉協議会では市社協から指定を受けて、今後2年間「小地域福祉教育推進事業」に取り組むことになりました。
その手始めとして、去る8月30日(水)午後7時からはーとぴあ清水において市社協清水地区センターの協力をいただき、事業の趣旨を知り合うための講座を開催しました。
見方によれば、地区社協活動そのものが「福祉教育」と言えるかもしれません。でも今回の取組みは「次世代を担う子供たち」を強く意識したもの。新たに加える事業のあり方を学びました。

住民福祉講座(いってみよう会)次第
1、辻地区社協会長あいさつ
2、ビデオ上映「静岡市の福祉」
3、講話「地域ぐるみの福祉教育活動を求めて」
   静岡市社協清水地区センター、種石地域福祉課長
4、講話「小地域福祉教育推進事業について」
   静岡市社協清水地区センター、望月地域福祉課主事
5、意見交換
挨拶する國持会長

ビデオ「静岡市の福祉」で 地域福祉の活動を紹介
このビデオは、この春静岡市が福祉の啓発用に作成したもの。上映時間は15分と短いが、内容は「S型デイサービス」「パソコン教室」「子育て支援」「障がい者授産所」と盛り沢山。とりわけS型デイサービスとパソコン教室の出演者が辻地区の皆さんとあって見ごたえ十分。事業のあることは知っていても、映像で見る活動の内容に、目を見張りあいました。

福祉教育の考え方と 体験から見えるその成果
静岡市社協清水地区センター、種石地域福祉課長は、「社協が考える福祉教育像」と「清水区における実践事例から」の視点で、福祉教育のの必要性とその成果を話されました。
子供から高齢者まで、そして障がいの有無にかかわらず、みんなが社会福祉について正しく、深く理解する大切さを説かれるとともに、自身が取り組んできた地域と学校との交流事業の数々の思い出から、地区社協の児童生徒への対応のあり方を話されました。

先進地区の活動と 辻地区社協への期待
静岡市社協清水地区センター、望月地域福祉課主事は、パワーポイントを使って「小地域福祉教育推進事業」(注1)について説明するとともに、先にモデル地区として実践した庵原地区社会福祉協議会の活動状況を伝え、さらに、辻地区の現状を見て「辻地区では何ができるか」と、今後の活動の方向性を示されました。
先進地の「つなげるための仕掛け作り」(学校と地域、子供と地域、家庭と地域)がもたらした多くの成果を目の当たりにして、これからの活動に夢を持つことができました。

意見交換の模様
意見交換の場では、子供にかかわる「夢づくり100人委員会子供グループの活動」「挨拶運動として登校時のかけ」「S型デイサービスでの交流」などこれまでの活動の報告と、「あたりまえのことをあたりまえに」「教育より子供が地域に溶け込むことが大切」など今後の活動へ向けての発言がありました。

注1 「小地域福祉教育推進事業」は、本年3月に発行された静岡市社会福祉協議会の地域福祉活動計画の中で、2福祉教育の推進(2)地域における福祉教育の推進の一つの事業として位置づけられています。