みんなのふれあいで 生き活きしたまち辻

地域福祉教育の推進
 いってみよう会 (住民福祉講座)
地域福祉活動計画の推進状況 その100 掲載日:平成23年9月4日
このサイトは、すべて辻地区社協パソコンクラブで作成しています感想をお聞かせいただければ幸いです。

ボランティア入門講座を開催
 去る8月9日午後7時から、はーとぴあ清水で住民福祉講座「いってみよう会」が開催されました。
 今回のテーマは「ボランティアとは・・・」。
 3月11日の東日本大震災を契機として、家族や地域の”絆”の大切さが改めて思い起こされ、人と人をつなぐボランティア活動に関心が高まってきていることから、住民一人一人が安心して健やかに暮らす地域づくりを目指している辻地区社協として、地域のみなさんが「これなら得意」「これならできる」・・・と、ほんのちょっとすいている時間を地域の支えあいに活かしていただこうと計画したものです。
挨拶する朝原清会長
 分かりやすいお話

 講師にお願いした静岡市社会福祉協議会ボランティア・市民生活センター清水の大澤佑介主事は、志新たに参加されるみなさんをイメージして、レジュメの他にパワーポイント、リーフレットを使って分かりやすく話してくださいました。

ボランティア活動って何だろう?
 * ボランティアの意味
 参会者への「ボランティアって何だろう」との問いかけから始まりました。
戸惑いながらも出てきた答えをまとめた上で、先ず「ボランティアの意味」について説明がありました。「語源を知れば、何となくイメージできるもの」と参会者は感じたようです。

 * ボランティア活動の4つの性格
 リーフレットを示し、4つの性格としてあげられる「自主性」「社会性」「無償性」「創造性」について説明した後、具体的な事例から「親切」と「ボランティア」の区別について問題提起をされました。
  「自主性」「社会性」「無償性」は「親切」と「ボランティア」双方の要素にあるもの。一歩踏み込んだ自身で気づいた課題解決に向けての「創造性」が「ボランティア」活動の特徴とのことでした。いわば「ボランティア」は「親切」の一部かもしれません。

ボランティア活動の可能性は無限大
 * 求められる多様性、柔軟性
 ボランティアとは、特別なものと考えてはいなかったでしょうか。
 大澤佑介主事は、リーフレットを使っていろいろな活動があることを話されました。
 今は活動の幅も広がりました。福祉的課題だけでなく、地域や自然環境が抱える課題や災害対応など、活動の場は無限にあると言われます。

 * 東日本大震災でも
 講師ご自身の被災地支援活動の体験を話されました。
 一口に支援活動といってもその幅は広く、瓦礫の撤去などの「力仕事」、話し相手や遊び相手などの「生活支援」、募金や物資の搬送計画などの「外部支援」と、活動の場は多々あったようです。
 ただ、発災時には気づきやすい課題(ニーズ)も、平常時には意外と見えにくいもの。ちょっとしたことに困っている人がいるはず。思えば活動の場は目の前にあります。 

自分にあったボランティアを見つけよう
 * ボランティア活動の心構え
 自分の活動の場を見出すのが先ず第一歩。「これなら得意」「これならできる」を活かすには「ボランティア・市民生活センター清水」あるいは「辻地区社会福祉協議会」をご利用ください。いろいろな活動の場が用意されています。
 ただ、ボランティア活動には大切な心構えを欠かせません。誰かを助けるためではなく、自分を高めるために、ほんのちょっとすいている時間を活かしてください。

地区社協行事について話し合い
 辻地区社会福祉協議会では、皆でつくった地域福祉活動計画を基調として、各年度ごとに「気づきあおう」「知らせあおう」「支えあおう」「ふれあおう」と具体的計画を立て、皆さんのボランティア活動で事業を進めています。
 なお、今年度は意識調査の年にあたりますので、「ここは任せて私の出番」として皆さんの「得意分野」をお知らせいただくことにしていますので、その際はぜひご参加ください。
 
 今回は参加者が少ないこともあって気軽に話し合いが進み、気がかりな地震災害の被害想定まで話にのぼりました。
 地域には、生き活き生活する上での課題が、限りなくあることに気づく機会になったことは言うまでもありません。


講座の詳細が必要な場合はお申し出ください
大澤佑介主事のお話は、皆さんに役立つはずです。内容が必要な場合は辻地区社協へお申し出ください。

■ホーム 地区社協へのメール *このページの先頭へ 戻る


Copyrigt 2003 tuzisyakyou.all rights reserved.

当ホームページ上画像及び文章の二次使用、無断転載、無断複製を禁じます

当サイトは  Yahoo  JAPAN  に登録されています